けいたの栄養学【炭水化物ダイエットの落とし穴①〜炭水化物の健康価値】

前回は食事に対する姿勢についてお話しました。
けいたの栄養学【大切な人のための食事】

本来であればそのような視点で続けるところですが、
今回は少し一般の人にも身近なトピックである炭水化物について書いていきたいと思います。

けいた
この記事を書いているのは、看護師歴10年ちょっとの者です。
普段は、看護師と働きつつ、料理や栄養の知識なんかをInstagramやブログを使って発信しています。「はじめまして」はこちらから。

 

今では炭水化物ダイエットが騒がれて久しいと感じます。
以前私も1年間ほど実際にやっていた訳ですが(減量の意でなく、健康食として)、
知識が不十分なままの炭水化物を抜くことの怖さは今になって感じています。

今回のお話は、言うなれば「炭水化物の健康価値について正しく学ぶこと」です。
(引用 葬られた「第二のマクガバン報告」(上巻))

 

□大切なのは炭水化物の選び方

 

この話の結末から言えば、制限しなければならない炭水化物は、きわめて高度に精製された「単純炭水化物」と言われるものだ、ということ。

私たち哺乳類が摂取する炭水化物は99%が野菜や果物、穀物といった植物性食品からのものです。


それらは未精製・未加工で自然な状態(ホールフード:whole food)で摂取されたとき、炭水化物は複合された形態をなしていると言われています(これを複合炭水化物といいます)。

複合炭水化物はたっぷりのミネラルやビタミン、食物繊維を含んでおり、
それらを含む果物、野菜、その他全穀物を最もヘルシーな食べ物と言うことができます。

それに対し単純炭水化物は、
身体にブドウ糖を供給するためだけの栄養と言えます。

普段私たちの食卓に並ぶパン、飲み物、お菓子だけではなく、
白い砂糖と同様に、精製された白い米や小麦粉は単純炭水化物と呼ぶことが出来ます。

単純に糖尿病の人が血糖のコントロールの目的で食事療法を実践するには、消化に時間をかけ、かつ微量元素が十分にとることができることが望ましいと考えます。

少しでも食事療法の辛さを軽減するには、
摂取カロリーではなく、口に運ぶ食べ物の種類を考えるべきなのかも知れません。

つづく

参考図書

 

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