やはりコーヒーを飲む時に一番気をつけたいのは、
コーヒーに入れる砂糖とミルク。
美味しい美味しいと飲んでる人のコーヒーにはどれだけのミルクや砂糖が入っているのでしょうか?
コーヒーを美味しく飲むためのポイントを話していきます。

Contents
■おいしくための2つのポイント
□ブラックで飲めとは言わないけれど
コーヒーに入れるものはぜひしっかり選んでいただきたいと思います。
砂糖に関しては白い砂糖の怖さは以前から話している通りですが、
消化器官や血管への影響を考えると、将来の病気のリスクを上げる最も怖い食べ物であると思ってもらっていいと考えます。
加えてコーヒーや紅茶に落とすミルク、コーヒーフレッシュのような生クリームっぽいものが存在すると思いますが、
あれはバターに似せたマーガリン同様、
生クリームに似せたまがい物でしかありません。
内容は水と油と添加物で出来ており、やはり油と脂の話の中でもしたように、
冷やしても固まらない怖い油の一つです。
コーヒーに入っているカフェインは胃の働きを良い意味でも悪い意味でも活発にするので、
消化を助ける反面、胃の負担を上げ、空腹時の胃酸の影響を受けやすくもなります。
実際は、通常飲む程度であれば微々たる影響ではありますが、
胃の調子が悪いのをコーヒーのせいにしている人の大半は、
大量の砂糖と、ミルクとは言えない添加物のポーションミルクのせいではないかと考えます。
□コーヒー豆の選び方
そしてコーヒー豆について少し話します。
よくお土産でもらうハワイのコナコーヒー。
実はとっても貴重なコーヒーであるのをご存知でしょうか?
ハワイは戦後現地の人と日本人の先祖の方々の努力でコーヒー栽培を保持してきた貴重な地域であります。
しかしそんなこともつゆ知らず、
ハワイのみならず、日本の輸入雑貨店でとんでもない安価でコナコーヒーと書かれたものが売られています。
そういった側面もあり、コナコーヒーと聞くだけで、
貴重価値がなく、美味しくないという印象をもつ人が多いとき聞きます。
しかしコナコーヒーは、ブルーマウンテン、キリマンジャロと並ぶ世界三大コーヒーの1つなのをご存知でしたか?
そしてこれはどのコーヒーを飲む時もポイントになるのですが、
挽かれたコーヒー豆は香りも風味も抜けてしまっている場合が多いので、
出来るだけ自分で挽くか、もしくは買う直前に挽いてもらうことをお勧めします。
それはなぜか。
挽かれたコーヒー豆は、豆の品質や保存状態が分からないからです。
豆の状態で売れないものを挽いている可能性を考慮しなければならないということですね。
欠点豆という売り物に出来ないコーヒー豆を取り除く作業をピッキングというのですが、
お家でそれをやるだけでもコーヒーの味が変わると言われています。
それくらい違うのに、いつ挽かれたか分からないお土産のコーヒーが美味しくないと思われてしまうのは当たり前ですね。
ちょっとコーヒーへの暑苦しい思いがあふれてきたので、今回はこれで終わりで。
でも美味しいコーヒーと美味しいミルクの組み合わせはやっぱり絶品です。
いつも飲んでいるコーヒーとミルクは身体にも味もいいものを使っていますか?
つづく
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