けいたの栄養学【日本の食品安全神話はすでに崩壊?】

日本の食品が安全というのは真っ赤な大嘘?

けいた
この記事を書いているのは、看護師歴10年ちょっとの者です。
普段は、専門看護師、心臓リハビリテーション指導士として働きつつ、料理や栄養の知識なんかをInstagramやブログを使って発信しています。「はじめまして」はこちらから。

 

Contents

□今、選ぶ力が求められている

動物性たんぱく質が、1型糖尿病や、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの自己免疫性疾患の原因かもしれないというお話でしたが、
こうしたまだ研究段階のデータが、あまり明るみにでないのは100%の確証がないからというのは大きい。

でもそれは、そういったマイナスイメージが、国の抱える酪農や業界へのダメージが計り知れないというのが大きなところです。
だから国やその業界がそういったデータが新聞の見出しやテレビで放映されることをあらゆる手を使って防ぎます。
特に日本はメディアがコントロールされているので、日本の食品安全神話はもはや大昔の話です。

農薬使用量

 

特に、医学の世界に100%正しい真実なんてありません。
それを理解した上で、あらゆる情報を取捨選択する能力が今の栄養や食事に関わるすべての人に求められる能力であると言うことが言えます。

今後様々な噂や情報が飛び交うであろう動物性食品について、どうやってより正しい情報を取り入れていくかを、
自分で見つけることが人類の生存戦略の1つとなることは間違いありません。

「お前なにいってんだよ」と肉をばくばく食べてもらうのもそれはそれであなたの選択の1つです。
でも少なくともそれはあなたが選択したものであって責任はあなたが持つということなのです。
それは誰にも背負わせることは出来ない事実なのです。
そしてその与える影響は、あなたの周囲にも飛散させることでもあるはずです。

“より良い健康とは、私たちに与えられている時間を完全にエンジョイできる状態のことである。
それは、全人生を通して、存分に活動する能力があることであり、「死」を相手にしたつらく長い病気との闘いを避けられている生活のことだ。
”(「葬られた第二のマクガバン報告(上)」)

 

□僕らは何を思って食べればいいのだろう

食事が健康に関わっていることは誰でも嫌なほど分かっています。
でも患者に関わる医療者だって食事にこだわっている人は少ないのが現実です。
私は自信をもって看護するにあたって、自分が健康であることが信頼関係を構築するための大きな要素だと考えています。

それは自分が気持ちよく仕事をする上でも精神衛生上そっちの方が都合が良いというのもあります。
ましてや僕は慢性性疾患患者を相手にしていく身です。

でもだれだって病気になりたくて生きているわけでもないし、嫌いなものを食べながら生きていくことを求めている人もいません。
私たちは健康に生きるために食事をしているのと同時に、「食べたいから食べている」のです。

食べたいという欲求を守り、そして同時に健康を守る食事を目指してこれからも学習を積んでいくことは私の楽しみであり、大切な人たちを守るための希望の光になりたいです。

お後がヒァウィゴー。

つづく

▶︎ #けいたの栄養学バックナンバー
【大切な人のための食事】
【炭水化物ダイエットの落とし穴①】【②】【③】 【④】
【食物繊維と大腸の関係性①】【②】
【たんぱく質神話①】【②】③】【④】
【日本の食品安全神話はすでに崩壊】
【カルシウムと骨折①】【②】
【カロリーを気にしては痩せない①】【②】
【栄養バランスの本当の意味】
【食材を選ぶ目を養う】
【良い食事の選択は味覚の育成から】
【野菜の食べ方講座 復習編】 【短編】
【体重が減るとスタイルが悪くなる】
【動物性たんぱく質のおさらい】
【糖尿病の人が太っているとは限らない】
【美味しく安全なコーヒーの飲み方①】  【②】
【歳をとることと食事〜糖化現象と老化現象】
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